主観的意思決定とパフォーマンス評価
研究概要
1. 主観的意思決定
主観的な意思決定法である AHP(階層化意思決定法)を対象にして,個人の好みのような客観 的には測れない評価基準による判断を数理的に扱うための研究を行なっている.人間の主観的 評価の奥にある数理的なメカニズムの解明を目指す.
2. 集団意思決定
投票データのような集団による意思表明をもとに,集団全体としての意思を決定するための手 法や,評価対象間の類似性を評価する手 法について研究している.
3. スポーツデータ解析
事業体の経営効率性評価手法である DEA (データ包絡分析法)を使って,スポーツ における選手やチームのパフォーマンス を評価する研究を行っている.右の図は サッカーチームの選手の組み合わせによ る攻撃と守備のパフォーマンスの違いを 視覚化したもの.
アピールポイント(技術・特許・ノウハウ等)
●オペレーションズ・リサーチ手法の Web アプリケーションを作成し,公開している.コンピュ ータプログラムの開発が可能.
応用可能な分野
●消費者の嗜好の分析
●経営戦略の選択
●スポーツチームや選手の評価