小児がんを克服するための研究
研究概要
https://researchmap.jp/read0072809
1. No Child should die of cancer:小児がんの治療成績改善に関する研究
希少がんと治療成績の向上
例1)小児急性リンパ性白血病
50年間で、治る見込みが10%から90%近くまで向上した、その理由は「グループ研究」
例2)神経芽腫
日本がリードしている分野、でも高リスク神経芽腫では治療成績は不充分
2. 小児がん経験者のQOL(Quality of life)向上に関する研究
白血病が治る時代になった。しかし、治ったこどもたちはちゃんとオトナになっているか?
晩期合併症の回避とQOLの担保が極めて重要で、現在注目しているのは治療後低身長の回避。
小児白血病研究会(JACLS: Japan Association of Childhood Leukemia/Lymphoma Study)
3. 世界中の小児がんに目を向ける
アジア全体での協力体制が望まれる。Webの会議、共同研究を行っている。
4. がんを予防する
がん教育、がんワクチン、正しい知識と研究とが必要で、企業や若い研究者たちの協力が必須。
アピールポイント(技術・特許・ノウハウ等)
JACLS、およびJCCG(小児がん研究グループ)において、晩期合併症のコホート研究を行っている。
ALL(急性リンパ性白血病)委員会
神経芽腫委員会
長期フォローアップ委員会
小児血液・がん学会における活動
応用可能な分野
SDG3. すべての人に健康と福祉を→No Child should die of cancer
SDG4. 質の高い教育をみんなに→小児がん経験者や一般の方々に対するがん教育
SDG10. 人や国の不平等をなくそう→No Child should die of cancer/Cure is not enough
SDG17. パートナーシップで目標を達成しよう→本邦、またアジア全体での協力体制