美術史を通じた地域文化活性化の研究
研究概要
●日本美術史、とくに近現代日本彫刻史と近代日本画に関する研究
江戸時代中期頃から現代に至る近代日本美術史、とくに彫刻と日本画の歴史を中心に調査・研究している。また美術表現の地域性に着目し、たとえば先史時代から現代に至る大分の美術の歴史について調査・研究を進めている。
●屋外彫刻メンテナンスの研究と実践
美術史研究の知見をもとに、屋外彫刻作品のメンテナンスや保存に関する実践的な研究・活動を、作品を管理する自治体や学校、企業等と連携して行なっている。
●“さわる”鑑賞など、美術鑑賞教育についての研究と実践
屋外彫刻作品のメンテナンス作業を通しての美術に親しむ機会の創出や、小・中・高の学校や特別支援学校等と連携した彫刻作品をさわって鑑賞する授業の開発、美術館で目の不自由な方と晴眼者が対話を通じて一緒に作品を楽しむワークショップに協力するなど、多様な美術鑑賞のあり方について研究・実践している。
アピールポイント(技術・特許・ノウハウ等)
応用可能な分野
・地域の美術史の調査・研究
・芸術文化の普及・振興と文化財の活用
・屋外彫刻作品のメンテナンスと保存・活用
・学校における美術鑑賞授業の開発