住宅システムと住環境の再編に関する研究

研究概要
(1)現代家族の変容と住宅システムの再編に関する研究
家族を取り巻く社会経済条件が大きく変化し、人びとのライフコースが多様化するなかで、住宅 システム、すなわち、住宅政策、企業における福利厚生、住宅市場などの総体をどのように再編す べきか、という検討を行っている。近年は、若者や女性、低所得世帯、ひとり暮らし高齢者などの 生活課題を抱えやすい層の居住実態を把握し、住宅政策の課題を抽出している。また、家族の変容 と住宅政策に関する国際比較研究を行っている。
(2)地方都市における住環境整備に関する研究
大分県内の公営住宅団地、郊外戸建住宅地、伝統的建造物群保存地区、小規模集落などを対象に、 居住実態の把握や住環境評価、定住に関する意向調査等を実施し、その再編のあり方やまちづくり、 生活支援の手法について検討している。
アピールポイント(技術・特許・ノウハウ等)
・アンケート調査、および個別インタビュー調査の企画実施・分析
・公的統計のミクロデータを用いた実証分析
応用可能な分野
生活・教育・福祉分野