応力解析に基づく接合・構造強度評価

合理的な設計を行うためには,種々の構造材料の強度および破壊機構を知ること,また,破壊に関 係するパラメータ(厳しさの尺度)を知ることが必要である。本研究室では有限要素法等の解析結 果に基づき,有効な力学パラメータ(厳しさの尺度)を提案し,近年普及している接着接合の強度 評価法の提案・開発を行っている。

1.微小き裂による接合強度評価
接着接合構造の破断強度法として「微小き裂の特異場」を用いる方法を提案

2.鋭い切欠きを有する平板の弾塑性解析に基づく強度評価
塑性変形を伴う破壊強度を非線形き裂力学 の概念を適用した評価手法を提案

3.ボルト・ナット締結体の疲労強度向上
ボルト・ナットにピッチ差を導入すること による疲労強度およびゆるみ性能の向上

機械要素の弾性・弾塑性応力解析,応力集中係数,応力拡大係数の評価

接合材・複合材の強度評価
機械・構造要素の強度評価