身体を動かす筋と関節の力学


研究概要
新型人工膝関節の性能評価を目的として,三次元モデルによって 人工膝関節の運動解析を行ってきた.その入力値となる筋力を,二 次元下肢モデルで求めるようになった.さらにその入力値となる身 体動作と外力(床反力)を測定するセンサシステムを作成中である. 特に,正座などの膝深屈曲動作を主な対象としてきた.
最近の興味は人工知能の機器開発や問題解決への援用であり,具 体的にはニューラルネットワークを用いた最適化で筋の冗長性問題 を解くことを試みている.
アピールポイント(技術・特許・ノウハウ等)
・身体動作中の筋力,関節力の推定
・身体動作などの動きの測定(慣性・磁気センサの使用)
・自由曲面の接触を伴う問題の解決
・三次元形状のモデリング,スキャニング,工作,デザイン等全般 ・メカトロ工作
応用可能な分野
・装具の設計開発
・福祉機器の設計評価
・家具類の人間工学的設計評価
・身体負荷を考慮した作業計画